2016年4月26日火曜日

続・熊本地震

レッスン室の募金箱、たくさんのご寄付に本当に感謝しています。
会などあるごとに箱を持ち出し、外部の皆さんにもご寄付を募っています。
復興活動が本格的に動き出すまで、しばらく募金を続けるつもりです。

熊本のその後のようすをお知らせしますね。

熊本市内ではやっと水とガスが出るようになったようです。
友人は1週間ぶりにお風呂に入ったと言っています。
でも東区の母の住む施設は、まだ水が出ません。

余談ですけど、弟が震災3日目あたりに迎えに行ったのですが、
母は頑として施設から動こうとしなかったそうです。
でも認知症が進んでいるので、様子が理解できず却って幸せかもしれません…

余震がまだ続いているので熟睡できず、みんな疲れがかなり出ているようです。
ご飯だけはあるけど、どこに行ってもおかずになるものが売ってないという友人には、
崎陽軒の真空パックのシュウマイなどを送りました。

ところで、命は助かったものの、大きな被害があった阿蘇に住む友人の話の続きです。
地震後数日経ってふっつりと連絡が途絶えたので心配していたら、やっとメールが来ました。

彼女は、お母様と二人暮らし。
阿蘇の自宅で、歌の教室をしていました。
ピアノまでひっくり返るようなひどい被害に遇い、なにもかもめちゃくちゃになって壊れそうな家から、
なんとか逃げ出して避難所へ。
でも危険になるたびに転々と移動。それで連絡できなかったそうです。

崩れかけた山道を自衛隊のトラックが誘導してくれて、
やっと車で熊本市内の妹さんのアパートにたどり着いたそうです。
姪御さん一家もこちらに避難。
狭い部屋で不自由な中、赤ちゃんの声にほっと和むそうです。

赤ちゃん用の柔軟剤や洗剤がないというので、
すぐ色々詰めて小包を送ったら、一昨日お礼の電話がありました。
電話での第一声が、「ナオちゃん、疲れた…」
話を聞くと、手持ちの現金の他、貴重品など何も持ち出せなかったそうで、
これからどうしようと嘆いていました。

本当は飛行機に飛び乗って、みんなのお見舞いや手伝いに行きたい…
でも今リアルタイムに必要なのは何かを冷静に考えると、緊急の援助ではないか…

行く予定だった飛行機代と、皆さんからのご寄付の一部を合わせて
お見舞いとして昨日速達で送りました。

まずは、最初の支援としてご報告いたします。ありがとうございました。(_ _)



















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