レッスン室の募金箱、たくさんのご寄付に本当に感謝しています。
会などあるごとに箱を持ち出し、外部の皆さんにもご寄付を募っています。
復興活動が本格的に動き出すまで、しばらく募金を続けるつもりです。
熊本のその後のようすをお知らせしますね。
熊本市内ではやっと水とガスが出るようになったようです。
友人は1週間ぶりにお風呂に入ったと言っています。
でも東区の母の住む施設は、まだ水が出ません。
余談ですけど、弟が震災3日目あたりに迎えに行ったのですが、
母は頑として施設から動こうとしなかったそうです。
でも認知症が進んでいるので、様子が理解できず却って幸せかもしれません…
余震がまだ続いているので熟睡できず、みんな疲れがかなり出ているようです。
ご飯だけはあるけど、どこに行ってもおかずになるものが売ってないという友人には、
崎陽軒の真空パックのシュウマイなどを送りました。
ところで、命は助かったものの、大きな被害があった阿蘇に住む友人の話の続きです。
地震後数日経ってふっつりと連絡が途絶えたので心配していたら、やっとメールが来ました。
彼女は、お母様と二人暮らし。
阿蘇の自宅で、歌の教室をしていました。
ピアノまでひっくり返るようなひどい被害に遇い、なにもかもめちゃくちゃになって壊れそうな家から、
なんとか逃げ出して避難所へ。
でも危険になるたびに転々と移動。それで連絡できなかったそうです。
崩れかけた山道を自衛隊のトラックが誘導してくれて、
やっと車で熊本市内の妹さんのアパートにたどり着いたそうです。
姪御さん一家もこちらに避難。
狭い部屋で不自由な中、赤ちゃんの声にほっと和むそうです。
赤ちゃん用の柔軟剤や洗剤がないというので、
すぐ色々詰めて小包を送ったら、一昨日お礼の電話がありました。
電話での第一声が、「ナオちゃん、疲れた…」
話を聞くと、手持ちの現金の他、貴重品など何も持ち出せなかったそうで、
これからどうしようと嘆いていました。
本当は飛行機に飛び乗って、みんなのお見舞いや手伝いに行きたい…
でも今リアルタイムに必要なのは何かを冷静に考えると、緊急の援助ではないか…
行く予定だった飛行機代と、皆さんからのご寄付の一部を合わせて
お見舞いとして昨日速達で送りました。
まずは、最初の支援としてご報告いたします。ありがとうございました。(_ _)