2014年3月15日土曜日

心にしみる差し入れ

昨日の夕方、ピンポンとドアホンの音。
見ると、まあ!長期休会中のR子ちゃんのママ。
とてもおいしいパン屋さんにお勤めのママ。
「先生、ご無沙汰してます。差し入れお持ちしました。」

R子ちゃんは、難聴です。
レッスンに初めていらした時に、状況をきちんと説明してくださり。
「そのうちまったく聞こえなくなりますが、ピアノの楽しさを教えてください」とのことでした。

彼女は音感がとてもよくて、、頭もよく本が大好き。
明るくて、ちょっとあねご肌で、気が強いところもあります。
とても美しい音色が出せて、ずっとピアノを続けていましたが、
ある時、お気に入りの曲を練習しすぎて、
これ以上ピアノを続けると、難聴が悪化するとドクターストップ。

何故、ピアノが雑音になるのだろう…

こんなにきれいな音なのに、心の癒しになるのに…と思いつつ、
やはり体の機能に関しては、しょせん打楽器としての部類なのかと
やるせない思いでしたが、なにせお医者様の勧告…
本人もママも、またいつか症状が落ち着いたらピアノを再開しますとのこと。
でも、今度はいつお会いできることかと思っていたところ…

突然の訪問でした。(^_^)
R子ちゃんは、今中2。
片方の耳はほとんど聞こえないそうです。。
でも現実を受け入れ、、将来私に出来る仕事はなんだろうと模索中だとか。

彼女はポジティブで賢いので、目指したことは何でもできると思います!

そして、
ご迷惑でなかったら、たまに玄関に差し入れを置かせていただいても宜しいですか?」
おっしゃっいました。
実は、R子ちゃんがレッスンに通っていた頃も、
時々そっと差し入れのパンを玄関に置いてくださっていて、
とてもうれしい思いをしていたのです。

たいしたこともして差し上げられなかったのに、
感謝していただき、ありがたいことです。

心にしみるひと時でした。






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