ピティナコンペの夏終了

先週で終了。

毎年、地区本選は一番暑い時期にある。

覚悟はしているもの、やはり大変…
今年はかぶらなかったので、色々なホールで全員の演奏を聴くことができた。

さて今回は、連弾を含め7組参加。
全員予選通過した上、
地区本選では、全員が優秀賞、奨励賞など賞をいただいた。
僅差で、決勝進出に手が届きそうだった子も1名と1組。

ここまでの過程には参加者それぞれに色々なドラマがあったけど、
本人、ご家族、私と三つ巴で手をとりあっても全力で頑張った成果だと思う。
思えば、３月に課題曲が発表、６．７月の予選時期、７月後半からの本選時期に照準を合わせ、
長い時期、モチベーションを保ちながら、よくやってきたものだ。
と、毎年思う。(；´∀｀)
おかげで、参加者はまた実力が身につき、精神的にも大きく成長したと思う。
来年はもっとたくさん参加してくれるといいけど(^-^)

全員の演奏を聴いて、感じたことがある。
みな、テクニックなど実力的にはほとんど差がない。逆に劣っていても高得点の結果を出した子もいる。
何が違うのか。
聴いていて引き込まれるような演奏をした子は、
先生からの言われるままのよい演奏だけでなく、自分の内面から溢れ出る活力、強い思い、
それがオーラとなって、会場を魅了したのだと思う。
これは、性格もあるが、普段から感性を養うことがとても大事。
色々な体験し、よい音楽を聴くだけでなくや絵画や、映画、読書、そしてスポーツなど身近で感情を豊かにする機会を
たくさん作ってほしい。

話は変わるけど、仲良しの先生と本選最終日に交わした会話。
彼女は、8組参加の内、6組予選通過、
全国決勝の1組進出と素晴らしい結果を出した。
もちろん、指導者賞確定。
すごいわねー！おめでとうと言ったら、彼女曰く、
ナオコ先生の方が、指導者としてはすごいわよ。
全員本選にいかせて、その上、全員賞をとるってことは、
なかなかできないわよ、指導力が安定しているということよね！
私は、たまたま1組決勝にいったけど、予選落ちもいるし、

本選で賞がもらえた子も少ないし、

偏っているから指導の仕方を教えてほしいわーと。(^^;

もちろん謙遜してらっしゃるのだろうけど。

でも言われてみると、確かに実績として表には見えないけど、
指導者として、特にカリスマでもない街の１指導者としては
生徒の底上げ力には自信を持っていいのかな…
私も今年もおかげさまで、成長できました。
参加者のみなさん、ありがとう！

教室のみなさん！

30日のサマーコンサートでは、コンペ入賞者の演奏も楽しみにしてくださいね。